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カウアイ島/カララウトレイル

■難易度 ★ ★ ★ ☆ ☆
■往復 6.4km
■所要時間 2.5時間
■子供連れ 小さい子は注意(下記ご参照ください)
■出発地点
56号線を北上、プリンスヴィルより約8.8マイル(約14km)先。560号線突き当たりのケエビーチ。駐車スペースはかなりありますが、午前中には満車になりますので早めの出発をおすすめします。
ナパリコースト
ヘリコプターから見たナパリコースト。山肌と虹がとても美しい。

何といってもカウアイ島の自然の造形美、ナパリコーストの眺めが素晴らしいです! 海と空と山を1人占めしたかのような開放感たっぷりのこのトレイルはお薦めです。 すれ違う人も多く、人気の日帰りコース。アップダウンはあるものの、景色の良さに疲れも吹き飛んでいきました。気持ちよく歩けます。
ただ雨が多く、雨の後1〜2日はかなりぬかるんでいます。非常に歩きにくく、靴も服も赤土でべとべとになってしまいました。洗っても落ちにくいのでご注意下さい。宿泊先まで遠い方は車に着替えを用意しておくと良いかもしれません。


99年2月にはハナカピアイ・ビーチまで歩きました。ビーチの直前には沢(Hanakapiai Stream)があり、雨の後だったせいか水量が多くて靴を脱がずには渡れませんでした。もし荷物に余裕があればサンダルがほしかったな。ここはわりと大きな沢なんですが、みんな普通に水に入って渡っています。その日のハナカピアイ・ビーチは波が高く泳ぐことは出来ませんでした。石がゴロゴロの状態で砂は全く見えませんでしたが、海の穏やかな日は美しい白砂ビーチが現れるそうです。

トレイルを歩いていると、左の写真のような水が流れていることがよくありますが、この水に触るのは危険だそうです。レプトスピロシス(※)という細菌がいて、飲んだり傷口に触れることで感染することがあります。
私たちは川を渡りましたが、小さな子供や高齢者などは特に避けたほうがよいと思います。


※レプトスピロシス(Leptspirosis)
この細菌に感染した野生動物の尿が流れ込むことにより、土壌や沢の水が汚染されます。そしてそれらに接触したヒトにも感染し、レストスピラ病を発症します。
gooヘルスケア →レストピラ病 (症状の現れ方、検査と診断、治療方法など)

▼子連れで歩く

2002年10月に11ヶ月の子供を一緒に連れて行きました。父が抱っこひもを使っておんぶしてくれたのですが、山歩きに慣れた人あるいは体力のある人でないと子供をおんぶして長い間歩くのは大変だと思います(この時の子供の体重は約9kg)。父はハイキング好きなので「山へ行く時はもっと重い荷物を背負ってくよ」と言ってましたが。この月齢だとオムツやらマグマグやらミルク用のお湯やら一式持っていかねばならないし、それに大人のものもプラスするとかなりの荷物!

コースはそれほど大変な箇所はないので、3歳ぐらいになれば一緒に歩いて楽しめるのではないかと予想しています。しかしここは崖が多いので、ふざけていたり、よそ見しながら歩いていると危険な箇所もあります。大人が目を離さずに一緒に歩くことが一番ですね。

歩いた日の日記 →2002 初の子連れカウアイ島旅行/6日目


 ◆時間の目安と見える景色◆ ※時間はストップウォッチ式に表示します(単位は分)
0:00
トレイルの入口には小さな小屋があり、そこに注意書きがあります。そのすぐ先にトレイルの案内板があります。
0:10
約10分登ったところでちょっと休憩。出発地点のケエ・ビーチが見渡せる場所に出ます。透明度の高い美しいビーチは見下ろしているだけでうっとり。3日晴れが続いた後なのでトレイルは乾燥していてとても歩きやすかったです。前回の時にはほんとヒドイ目にあいましたからね〜(^^ゞ
0:20
トレイルは山沿いをどんどん進んでいきます。さっきの高台から約10分後、また海の見渡せる場所にでました。出発時間が遅かったため(お昼すぎ)、帰ってくるハイカーたちに沢山会いました。”Hi”とか”Hello”とかみんな声をかけてくれます。山のルールみたいなものは海外でも同じなんですね。
0:25
振り返るとこんな山が見えます。いかにもナパリらしいとんがった山で、太古の世界に紛れ込んでしまったかのような気分になります。こういう異なった雰囲気が忘れていた冒険心をかきたてるとでもいうのかな、そんな感じになっちゃう。お陰でこういう時には疲れを感じません。
0:35
ここまで来るとパッと開けてナパリの海岸線が見えます。眺めも最高の本当に気持ちの良いトレイルで「このままずっと先まで歩いて行きたい!」という衝動にかられます。
この後15分ほど歩くと、岩場の少し歩きにくいところがでてきます。その区間が終わると再び海沿いのコースになります。
1:05
約1時間歩きました。ここから下りになります。赤土がほこりっぽい道になっています。雨の後は泥まみれの中、スリップして相当苦労する箇所です。私たちは赤ちゃんを抱っこひもでおんぶしてきていたので、帰りのことを考えて今回はここで断念しました。この後、多分10〜15分歩くとハナカピアイ・ビーチへ到着すると思います。
[2002年10月]



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