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★2002年 11/16〜25 (8泊10日) |
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初ハワイのケンシン坊。11ヶ月。 |
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★ INDEX ★ | |
プロローグ | |
1日目 波乱の長い一日 | |
2日目 広い部屋は雨でも快適 | |
3日目 お約束のシダの洞窟へ | |
4日目 お散歩天国プリンスヴィル | |
5日目 絶景のワイメア渓谷&リフエ事件 | |
6日目 ナパリ・ハイキングと初の外食 | |
7日目 リマフリ・ガーデンに行く | |
8日目 キラエウア灯台へ | |
9〜10日目 時間がない!! |
プロローグ
今度の旅行は、両親&私とケンシン坊と3世代4人でカウアイ島に10日間行くことが決定。両親の還暦祝いも兼ねてご招待しちゃおう計画なのだ。パパは残念ながら仕事が休めず欠席です。 カウアイ島は自然あふれる水と緑が豊かな島・・・特に散歩三昧の生活ができるプリンスヴィルは初めて訪れたときからすっかり気に入り、もう考えただけでもウキウキになっちゃうんだよね。両親はカウアイは初めてだけど気に入ってくれるかな。 |
1日目…11/16 波乱の長い1日 天気:雨 「あと20分しかないので搭乗ゲートまで急いで走ってください!!!」 はぁ〜疲れた。なんてのんびりしているヒマはない。ケンシン坊が大泣きし始めた。それもそのはず。バタバタしていてご飯を食べさせてない。やっとご飯にありつけた彼は、それからは困らせることもなく、ほとんど寝てくれたので感謝でした。実を言えば飛行機の中のことが一番心配だったからなあ。エコノミーだけどスクリーン前で足が伸ばせたし、席を1つ空席にしてくれてあったので良かった。 6時間ちょっとでホノルルに着き、そのままカウアイ行きに乗り換える。見事に真っ赤な赤土が見えてきた。やった、カウアイ島に到着!!しかし雨。リフエで雨じゃ北海岸も雨だろうな。その後すぐにレンタカーを借りにいったんですが、これがとてもラッキー。コンパクトクラスの車を予約していたんだけど、貸してくれたのはなんとフォードのSUV!しかも新車同様の輝きを放ってるじゃないですか。荷物もラクラク、ああ快適。でもみんな眠い。 |
フォードのESCAPE。こりゃいいぞ! 荷物もいっぱい積めるし、荷物スペースでオムツ換えも可能。 |
プリンスヴィルのパニオロ・コテージに着いたのはもう3時半になった頃。今度の部屋はどうかな? ドキドキ。キーBOXから部屋の鍵を出しドアを開け、玄関にあったベンチの上に鍵を置いた。その瞬間ドアが…ガチャ。 トホホなことに鍵は部屋の中・・・。いきなりのロックアウトだ(涙) なんだよ〜、ひどいよ〜と、自分のバカさを嘆きながらスペアキーをもらいに管理会社の事務所に行く。これでダメ押し、お疲れモードも頂点だ。 しばらくして、やっとコテージに入ることが出来た。まず気になったのはベッドルーム。おお、ベッドを壁際に寄せてくれてあるじゃないですか(子供がベッドから落ちないように事前にお願いしたんだけど、出来るか出来ないかの返事はなかった)。少し落ち着いてから、スーパーに買い出しに行く。今日の夕飯は買ってきたもので済ませちゃえ。お風呂でのんびり疲れを癒すぞ、と思いきや今度はお湯加減が微妙だ。ううう・・・。 |
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2日目…11/17 広い部屋は雨でも快適 天気:雨 きのう疲れたので今日はお昼までベッドでくたくた・・・な〜んていうのは去年までの話。今年からは子供連れなのだ。ケンシン坊はきっちり起きて活発に動き回っている。8時には朝食を食べさせなきゃ。朝起きるとまた雨が降っている。北に泊まる以上、天気のことは十分承知なんだけど、やっぱり晴れのほうが更にハワイらしい気分になるというもんだ。例によってザーザー降りになったり、太陽が差し込んだりと目まぐるしく天気が変わっている。 さて、今回生活するコテージについて。いや、なかなかのもんです。なんと言っても広い!両親にも大好評。一軒家だから周りに迷惑をかけにくいのもいいし、それに家の周りをぐるっと囲むように花が咲き乱れているので窓から外を眺めると、まさにハワイの住人気分。赤ちゃん連れは部屋にいる時間も多くなるので部屋の居心地というのも結構重要なんですね。 |
束の間の晴れ間。ばあばとコテージ前で遊ぶ 之図 |
午後から両親がケンシン坊を連れてお散歩に出掛けた。1時間ほどたって、また土砂降りの雨が降ってきた。「うわっ、こりゃマズイ。車で迎えに行こうかな。」と思ったらみんな帰ってきた。お散歩もオチオチできないですねえ、今日は。 しばらくして雨があがった夕方、両親は今度は二人でまた散歩がてらスーパーに出掛けた。二人は歩くことが大好きなので、私の読み通りここプリンスヴィルはことのほか気に入ったらしい。私は家にいたけどケンシン坊が泣くので抱っこして外にでてみた。 なにしろ還暦祝いの旅行なので、料理など家事全般を頑張ってみようと思っている。ハワイに来てまで家事はしたくないと思う人は多いだろうけど、私の夢はハワイに住むことなのでハワイで家事をやることはまさに夢の実現だったりする。 |
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3日目…11/18 お約束のシダの洞窟へ 天気:雨のち晴れ 今日も朝から雨が降り続いている。カウアイは意外といつも朝晩が冷える。薄手の長袖でちょうどいい。海に入りたい気分にはとてもならない気温だ。雨が降っていると部屋でのんびりできるので、ここプリンスヴィルの過ごし方としては似合っていると思う。 お昼近くに雨が上がった。天気は急速に回復傾向。ハワイらしい強い日差しが何だか嬉しい。その後カウアイ観光ではお約束のシダの洞窟へ行くことになった。今日は赤ちゃん連れなのでカヤックは無理ということで、オーソドックスにボートで行くことに決定。雨上がりなので川の水が茶色だ。なんだかベトナムにでも来てるかのようですね。ケンシン坊は初めてのちょっとした船旅に満足そう。 シダの洞窟についてみると水が滝のように落ちていた。ここは鬱蒼とした緑がしっとりした雰囲気を出しているのが大好きです。カウアイは全体的に瑞々しい感じだけど、このワイルア川の豊かな水を見ているとカウアイって本当にいいなぁという気分にさせてくれます。 |
船でシダの洞窟へ向かいます。雨上がりで水が濁ってる。 |
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4日目…11/19 お散歩天国プリンスヴィル 天気:雨のち晴れ プリンスヴィルは遊歩道が整っているのでお散歩するには事欠かない。そんなわけで勝手に”お散歩天国”と命名。今日はこのリゾート内の散策を堪能した。泊まっているパニオロはリゾートの入口に位置し、一番奥のプリンスヴィルホテルまでは約3.2km。ここまで歩いていき、ホテル前のビーチ(プウポア・ビーチ)で少し遊んでから帰ってくるという予定。 朝方降っていた雨もやんで、天気は晴天、景色は最高、もう言うことなし!両側に広がるゴルフコースの芝、木立ち、前方に広がる青い海、頂上だけ雲で覆われたワイアレアレ山など、まるで絵画のよう。なにせ私はこの散歩が楽しみたくてプリンスヴィルに泊まっているようなもんなのだ。父も母も「素晴らしい!」を連発している。
波も怖がらずに、じいじに手を引かれながら楽しそうに遊んでいる。スーパーにスイミング用オムツというのが売られていたけど「1回だけだし。」ということで普通のオムツをして(リゾート地だし、さすがにスッポンポンでは気がひける)、急激な日焼け防止に長袖を着せた。波打ち際におしりをついてオムツはすぐパンパンになったが、そんなことは一向にお構いなし。砂の中に手足を突っ込んだりかき回したりして夢中になっている。ハワイの海はゴミもないし安心して遊ばせられるのがいいですねえ。 時間があればホテルのレストランでお茶でもしようということになっていたが、そんな優雅なことをやっている時間は案の定なくなって、そのままスーパーに寄って帰ることになった。スーパーは南国気分が微塵も感じられない寒い所で、いつもブルブルしてしまう。自分が寒いのでケンシン坊にも長袖を着せたりタオルを掛けたり過保護になりがちだ。しかし現地の人たちは水着姿でどんどん入っていく。買い物カートに1歳ぐらいの子供が乗ってたが、なんとオムツ1枚の姿!見てるこっちが鳥肌がたっちゃうよ。ハワイには強者がいっぱいだ。家に着く頃なんだか足がギクシャクしてきた。今日は6km以上歩いたので筋肉痛になったらしい。 |
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5日目…11/20 絶景のワイメア渓谷&リフエ事件 天気:晴れ 今日はビッグイベントの日。「カウアイに来たからには外せないでしょう」とでもいうべきワイメア渓谷へのドライブを予定している。こういうことに一番はりきるのが父だ。昨日から「明日は5時に起きて6時に出発するからね。」と念を押していた。その念押しも確かに有効だったらしく、なんと予定通り6時に出発できてしまった。まだ辺りは暗く星がでている。 8時すぎ、ワイメア・キャニオン展望台に到着した。空は快晴、空気もすがすがしく、目の前に広がるのはこの素晴らしい景色!ワイメア・キャニオンはハワイ版のグランド・キャニオンといった感じで、地層がくっきり出た山肌が連なっている。 |
ワイメアキャニオンの眺め |
それから、この後に控える更なる期待を胸にコケエ・ロッジのベンチで朝食を食べた。鶏が沢山いてご飯を狙われるんじゃないかとヒヤヒヤ…。 「この後控える更なる期待」それは道の終点にあるプウ・オ・キラ展望台だ。カウアイの中の車で行ける場所で、最も美しく最も恐ろしい場所だと勝手に思っている。美しいは分かるけど、なんで怖いの?それはズバリ!一番景色がきれいに見えると思われるスポットに手すりがないのですね。いきなりすごい崖。 |
息をのむ絶景!プウ・オ・キラ展望台 私は一番ここが好きだなあ。晴れるかどうかは一種の賭け。 |
帰りは海を見下ろしながらの気分爽快なドライブ。リフエのK-MARTに寄りケンシン坊はおもちゃ類を買ってもらった。にも関わらず、ぐずりだした。お腹が空いたのかな?ちょっとビスケットをあげたら喜んで食べていた。それじゃ帰ろうか、ということで車で出発する。 その10分後、事態は急変する。ケンシン坊が吐いたのだ!しかも顔色が少し悪い。気持ちが悪いらしい。困っちゃったな・・・。まだリフエだし帰るにも1時間かかるし・・・。2回ほど吐いた後、一応落ち着いているようなので様子を見ながら帰ることにした。やっと家に着いて寝かせたが、また2〜3度吐く。その後やっと落ち着いて寝てくれた。お医者さんに行くかどうかが最大の議論だったが、下痢もしていないし熱も今のところないし、今日が日曜日だったので様子を見てみることにした。 2〜3時間寝た後に起きてきて、わりとスッキリしたらしく調子が良さそうにしているのでホッとした。飲ませたミルクもあっと言う間に飲んで食欲もあるようだ。ただ、離乳食はあげられなかったので力が出ない。やっぱり大人の都合で朝早くから赤ちゃんを振り回すのはよくないことですね。一同反省。ケンシン坊、ごめん。 |
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6日目…11/21 ナパリコースト・ハイキングと初の外食 天気:晴れ きのうの午後調子を崩した彼だったが、昨夜からはすっかり調子を取り戻し今朝からは離乳食も食べてすっかりいつも通りに仕事(イタズラ)に励んでいる。それでも午前中は様子を見ることにしたので朝からのんびりムードだ。お昼前、もう大丈夫だろうということでナパリコーストへのハイキングに行くことになった。 出発地点のケエ・ビーチはほとんど満車状態だったが、なんとか奥のほうへ駐車スペースを確保し早速出発。目指すはハナカピアイ・ビーチ。ケンシン坊(約9kg)は父がおんぶすることになった。抱っこひもが大好きなので、かなり満足そうだ。 今日のトレイルは、ここのところの晴れ続きで乾燥していて良い状態。天気もよく気持ちがいい。ナパリコーストの海岸線がきれいに続いている。急激なアップダウンが少ないので、この景色を右手に見ながらどこまでも歩いていきたいなんて気分になる。そのうちハナカピアイ・ビーチへの下り坂が現れた。帰りのことを考えると父が可哀想なので、本日はここで断念。それでも十分みんな満足していた。 そういえばケンシン坊は、背中のユラユラ振動が眠気を誘ったらしく出発直後に眠ってしまい、目が覚めたのは車に戻ってきた辺り。こんな素晴らしい景色のところに連れて行ってもらったのにねえ。 |
海沿いの気持ちのいいコース。地面の状態も今日は良かった。 |
車に戻るとやたら活発になったので、帰りにハエナ・ビーチパークの芝生で遊んできた。葉っぱと排水溝の鉄の蓋がかなり気に入ったらしく、しばらく帰らせてもらえなかった。ヘンなモノが好きで困ります。 そうそう、夜はハナレイの町にあるシーフードレストラン、ハナレイ・ドルフィンに行った。この旅行に来て6日目になるが、なんと外食は初めて。なにしろ赤ちゃん連れでは、ゆっくり食事を楽しむ・・・なんて余裕がないのだ。けれど、逆に両親には自炊スタイルが良かったらしく、油っぽい濃い味やお肉ばかりに飽きることなく今日まで過ごしている。でも、せめて1回ぐらいは現地のレストランに行ってみたいもんでしょう。ということで魚料理のこの店に来たわけだ。 注文したのはアーティチョークのソテー、マッシュルームのソテー、クラムチャウダー、まぐろのあぶり焼きなど。それにサラダやパンなども付くのでテーブルは見る間に豪華になっている。わあ、美味しそう!いただきま〜す!という時に、ケンシン坊が泣き出した。ううむ・・・、こういうことがあるから、なかなか外食が出来ないのだ。でも彼は10分ほど抱っこしていたら眠ってくれた。 改めて、いただきま〜す!ああ、もう幸せですねえ。やっぱり家庭じゃなかなか出来ないものは食べに行くのに限ります。まぐろのあぶり焼きステーキはさっぱりしていてお肉よりずっといいな。また食べたい。今日は両親がご馳走してくれるというので甘えさせてもらいました。ごちそうさま〜♪ |
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7日目…11/22 リマフリ・ガーデンに行く 天気:晴れ 父は自分で旅行の計画表を作って持参してきた。毎日1個だけ予定を書き込んでいる。こういうことが大好きなのだ。その今日の欄を見ると「ヘリコプター・ツアー」と書かれている。だから少し前からヘリコプターの予約はしなくていいのかとか色々言ってるんだが、何だかごまかそうとしているようだ。怖くなったらしい。母はすっかり乗る気でいたので私より更に意気込んでいたが、父はダメダメとか言って、とうとうその計画表の「ヘリコプター」のところを鉛筆で消し始めた。う〜む、そんなに嫌なものなのかなあ? そこで時間があったら行ってみようと思っていたリマフリ・ガーデンに行くことになった。ここは昨日行ったケエビーチの近所。家からも近い。「ベビーカーだと大変よ」と係りの人が教えてくれたのでケンシン坊はまた父が抱っこひもでおんぶしたり、遊びながら歩かせることになった。 ここはちょっとしたトレイル風になっていて、最初にもらった日本語ガイドブック(かなり厚くて詳しい)を見ながら番号に沿って植物や風景を見ながら歩いていく。キレイな花を見て歩くという熱帯植物園的な感じではなく、絶滅危惧種の保護やハワイ古来の植物と文化を学ぶという目的のガーデンらしい。 |
リマフリ・ガーデンはちょっとしたトレイル風 |
「学ぶ」なんて聞くと敬遠したくなる感じがするけど、植物に多少でも興味がある人やハワイの自然が好きな人にはわりとおすすめ。ちなみに我が家では好評でした。 有名な木だけど名前しか知らないというものが時々あると思いますが、そういうものが見つかったりして妙に納得。例えばハワイアン・キルトのモチーフでもよく使われるパンの木や、ハワイの木工品で有名なコア・ウッド。加工された形は見ることが多くても、原木で見るのは私は初めてだった。 |
ガーデンからは素晴らしい海の景色が望めます ページ上部へ戻る |
8日目…11/23 キラウエア灯台へ 天気:晴れ とうとうカウアイでのんびり遊べるのも今日で最後。あまり遠くへ行く気もないし近所で遊びたい感じだ。ということで、風光明媚なキラウエア灯台に行ってみることにした。ここには沢山の鳥が生息・繁殖していてハナレイと同様、ワイルドライフ・レフュージとなっている。 灯台周辺は芝生が広がっており、大きい鳥が何羽もいて何かつついて食べている。それを見つけたケンシン坊は喜んで走って追いかけている。その姿が面白くて私もカメラをビデオモードで回しながらついていく。と、その時。誰かが大きな声で話し掛けてきた。レフュージの職員さんだ。「その鳥は噛むから危ないわよ。」おお、そうか。危なかったー。 車へ戻る途中で道脇の土を掘った巣穴にヒナがいるのを見つけた。こんなに近くでヒナを見るのは初めてなので、記念に1枚撮らせていただきました。家に帰ったら、もう帰り支度を始めなきゃ。なにせ引越しかと思うくらい荷物があるのです。
※後に分かったことですが、大きな鳥はネネでした。ネネはハワイ州で保護されている鳥なので危害を加えると罰せられます。この時は知らなかったとはいえ、ネネ、ごめん!キラウエア灯台付近にはネネがよく来るそうなので、皆さんもお気をつけ下さいね。 |
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9〜10日目…11/24〜25 時間がない!! 天気:晴れ ついに帰国日。初日のドタバタはもう繰り返さないぞ!と誰もが思っている。荷物のパッキングにも十分気を使って、日本出国の時にアレコレ言われたものは機内預けの荷物に入れた。11:10発のホノルル行きの飛行機に乗る予定。レンタカー返却などの時間なども考慮して、支度ができた8時にはリフエに向かって出発した。運転しながら、やっぱりカウアイって何度来てもいいよな〜とか考えた。 空港ではレンタカーを無事返却して、さあハワイアン航空でチェックインだ。と思ったら、ものすごい長い行列。やっと自分の番が来て、荷物は成田渡しになった。そのせいか別の特設カウンターみたいな所で機内預け荷物を全部チェックされた。飛行機に乗る前にも手荷物を全部開けてチェックされるし、金属探知機を靴まで脱いでかけられるし、もうクタクタになっちゃう。そんなこんなでやっとホノルルに着く。もう空港なんてイヤ〜っ!! しかし試練はこの先が本番だった。11:30にホノルルに着き、そのまま12:35発の成田行きに乗り換える。1時間切ってるよ!!カウンターでチェックインを受付してくれた人も青ざめた感じで『めっちゃ遅いです!止まらないで走ってね!』と何回も言って、手荷物チェックのゲートに走って連れて行ってくれた。かなりすごい行列が出来ていたんですが、その一番前に入れてくれて、そのまま急いで通過。ゲートまで走っていき、なんとか滑り込みセーフ。乗る前の荷物チェックもなくやっとホッとできた瞬間だった。 やっと座席に座ることが出来た。と、そこへ「お飲み物は何になさいますか?」と来た。ああ、そうなのよ、ここはビジネスクラス。マイルを使って帰りだけアップグレードしたんです。けれど心にまだ余裕がなかった私は『いいです』と言ってしまった。どんより・・・。 |
子どもの席を帰りも空けてくれてあったので助かりました |
飛行機が離陸してからようやくリラックス。彼はずっと機嫌よくしてくれていたので助かったなあ。斜め後ろの妊婦さんには特に愛嬌を振りまき、抱っこまでしてもらっちゃった。 ご飯を食べた後しばらく抱っこしていたら眠ったので、乗務員の方がシートを倒して枕などで高さ調節をしてベッドを作ってくれた。そこでぐっすり。そのまま何時間か起きなかった。とはいえ、いつ起き上がってシートから落ちるか分からないので私は寝るわけにはいかない。そこで重宝したのがエンドレスで映画をやっていたパーソナル・テレビ。私はずっとそれを見ながらのんびり過ごした。そんな感じで成田まではすぐに到着してしまった気がするなあ。 成田では荷物がなかなか出てこなくてずっと待っていた。ふっとケンシン坊を見ると知らないお兄さんに抱っこされて笑ってるじゃないですか。その脇にウチの母。どうしたのか後で聞いてみるとこんなだ。母に抱っこされ荷物を待っている間に、前にいたお兄さんの肩をポンポンと叩いて『抱っこして!』とやったらしい・・・。ああ誰に似たのか、わりと図々しい我が子。 ドタバタで始まりドタバタで終わった今回の旅行。でも、みんな満足して喜んでくれたのが良かったな。父と母はもっと歩きたかったかもしれないけど、また今度ハワイのトレイルを一緒に歩きに行きましょう。クマちゃん夫婦、還暦祝いのレンタカー代出してくれてサンキュ〜!! クマちゃん:(妹/アロハ魂クマックスの管理人です) |
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