ハワイ島の宿泊レポート/コナ、コハラコースト(ワイコロア方面) |
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コナ〜ワイコロア周辺はハワイ島で最も人気のあるエリア。ホテル、コンドミニアム、B&Bなど選択肢も多いので好みのスタイルの宿を見つけやすいです。また、現地ツアーの発着場所もこのエリアが多いですので、拠点にするのにピッタリ。 コナは観光産業が中心の街なので、ショッピングセンターやレストランなども充実していて暮らしやすいのも利点。 ワイコロアやマウナラニなどを含むコハラコースト方面は晴れていることが多く、サンセットが綺麗なのも二重丸。この地域はリゾート周辺に街がないので、「リゾートから一歩も出ない」という滞在スタイルの方以外は、レンタカーがあったほうが都合が良いでしょう。 |
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ALOHA BREEZE (アロハブリーズ) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
[ワイコロアビレッジ] [バケーションレンタル]
アロハブリーズは閑静な住宅街ワイコロアビレッジにあるバケーションレンタルです。2008年まではB&Bとして営業されていましたが、キッチンやゲスト専用玄関もついたステューディオのお部屋に改装されました。小さなキッチンで簡単な料理も出来るし、洗濯機の貸し出しもあるし、何より$55〜という料金設定なので、短期だけでなく長期滞在もOKです。また予約時に予約金(デポジット)が必要なく、現地で全額を精算する方式なのも手間がかからず嬉しいですね。 ホストファミリーは望月家(日本人ファミリー)。面倒見が良くて人と接するのが大好きなご夫婦と、3人の可愛い子供たちの賑やか5人家族です。そんな一家が経営する宿だから、『友達の家に遊びに来るような感じで来てね』というのが、最大の魅力! バスルームとトイレはゲスト専用のものがあります。また、クーラーボックスやボディーボード、子供用のビーチ用品、遊び道具など、『うちにあるものなら何でも使って!』と言ってくれるのがとっても有難いですね(しかも無料!)。別料金ですが希望によってラナイでBBQをしてもらうことも出来ます。海が一望できるこのラナイは、冬季のサンセットも格別です。 何度も泊まっているうちに、望月家は『ハワイ島の実家』のような存在になり、大切なお友達になりました。2004年以降の日記には必ず登場しているので興味がある方は読んでみてね。子連れファミリーや夫婦旅行、一人旅にもお勧めの宿です。
[最新の宿泊 2009年8月] |
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ショアーズ・アット・ワイコロア | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
[ワイコロア・ビーチリゾート] [コンドミニアム]
※現在この部屋は貸し出しされておりません。お泊りの際の参考程度にご覧下さい。 ショアーズは南欧風の3階建ての建物です。各ヴィラにエレベーターが付いているので大きな荷物があっても心配いりません。土足禁止なのでとってもきれい。
玄関のドアを開けた瞬間、モデルルームのようなお部屋が現れて驚かされました。1泊100ドル以下のホテルとはもう何から何まで全く違います。リビングはゆったり広くて、その隣にはダイニングがありました。床はじゅうたんが敷かれ、部屋のあちこちに観葉植物が配置されています。 ▼キッチン
ダイニングの前にあるのが対面式キッチン。全てが揃っているフルキッチンです。自炊するなら調味料さえ用意すればOK。このユニットのコンロはIHでした。キッチンの奥に洗濯機・乾燥機があります。 ▼マスターベッドルーム&マスターバスルーム
マスターベッドルームはクイーンサイズのベッドが1つ入っています。ここもゆったりな空間。この奥がマスターベッド付随のバスルームです。バスタブが大きくて深いので日本のお風呂のような感じ。隣にシャワー室が設けられています。でもこちらのバスルームはなんと、じゅうたん敷き。映画の世界みたいです。子連れだし汚すといけないので、ここのバスルームは使うのをやめておきました。バスの奥には個室のトイレがあります。
こちらがもう1つのベッドルーム。両親が使ったんですが、どちらかが寝返りをうつと目が覚めてしまうようなこともなく、シングル×2台はとても勝手が良かったみたい。こちらのバスルームはベッドルームを通らなくても使える様式です。床がタイル貼りなので、バスルームはこちらを使いました。マスターのバスルームと同じサイズの浴槽とシャワー室がついています。 ▼ラナイ
ラナイはL字型で、ものすごく広いです。その広さと言ったら、お部屋がもう1つ作れてしまうのではないかと思うほど。テーブルと椅子はもちろん、ごろーんとのんびり出来るデッキチェアなどが3つもあって、最高の居心地♪ 目の前には芝生と池が広がっていて、終始リラックスできました。
[最新の宿泊 2006年12月] |
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マナゴホテル | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
[キャプテンクック] [ホテル]
私はマナゴホテルのレストランが大好きで、通っているうちに『いつかは宿泊も…』と考えるようになりました。それがやっと実現。独特のレトロな雰囲気がとても気に入っています。このホテルの始祖は真子(まなこ)さんという日本からの移民。1917年創業という長い歴史を持っています。現在は3代目のDwight Managoさん夫妻が経営していて日本語は通じません。 ホテルは新館・本館と2棟あり、新館は3階建てで海側、本館は道路側に建てられています。本館はバスルームが共同ですが料金は2名で$31と超格安。新館には全てバスルームがついていて、泊まる部屋の階数によって料金が変わります。こちらも2名で$51〜56と格安。
そして新館3階の角部屋にあたるのがジャパニーズルームと呼ばれる畳の部屋。2名で$70です。1室しかないうえに人気があるので予約が非常に取りにくいのが難点。メールで問い合わせしたところ、20日間の旅行日程の中で空室だったのはたったの1日だけ。もちろん予約を入れました。
傾斜のある場所に建てられているため、本館1階が新館2階にあたります。エレベーターがないので大きな荷物だと大変です。ジャパニーズルームの部屋番号”315”の下には『この部屋をキンゾウ・マナゴ&オサメ・マナゴ夫妻にささげます』と書かれたプレートがありました。 ジャパニーズルームは一目で気に入りました! ふた昔ぐらい前の田舎の民宿のようです。年季の入ったタンスに折りたたみテーブル、薄〜い座椅子、そして雛飾りのセットに入っているような鏡台。そこにあるのは『洗練された和の空間』ではなく『ごく普通の家庭にあった和』という感じ。そしてハワイ島で見る畳は新鮮ですね〜。部屋は8畳で、畳のささくれもほとんどなく綺麗。広いラナイにはテーブルと椅子があり、遮るものがないオーシャンビューが最高です! 窓ガラスがないので実際のところは樹脂製の障子がガラス代わり。雨が降ると障子を閉めなければならないので部屋は暗くなります。なお、網戸が付いているので虫は入りません。 布団はマットレスの2枚重ねの上にシーツが敷かれ、薄い掛け布団がセットされています。綿布団などではないので、ある程度の硬さを求めている人にとっては『あれ?』と思うかも。チェックインした時点で既に敷かれています。日本ではこういうのを万年床って言いますね(笑) タンスの中にはテレビが入っていますが、色合いの調子が悪かったです。
バスルームは『お風呂』と呼んだほうがピッタリです。洗面・トイレとはガラス扉で仕切られているので独立しています。深い浴槽と洗い場があり、まさに日本式。タイル貼りの洗い場には椅子と洗面器が用意されています。ユニットバスが主流になった今となっては、日本人にとっても懐かしいお風呂かも。浴槽のほうにはハンドシャワー、洗い場の方には固定シャワーがそれぞれあり、使い勝手も良いです。 障子を開け放って部屋にいると、とっても心地いいです。それに畳だからゴロゴロするのがベスト♪ 定員は3名だそうです。レトロなものが好きな方、年配の方にお勧めです。それに意外と子連れにもいいかも。布団はベッドみたいに落ちる心配がないし。ただ、バタバタすると階下から苦情がくるかもしれませんが。
[最新の宿泊 2005年2月] |