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ハワイ島のハイキング/オノメアトレイル

■難易度 ★ ☆ ☆ ☆ ☆
■往復 約350m
■所要時間 30分
■幼児連れウォーク ○ 下記参照
■出発地点
ヒロからは19号線を北上し、7マイルマーカーと8マイルマーカーの間にある4マイル・シーニック・ドライブを右折(標識あり)。1レーンブリッジを3つほど渡りながら進むと海岸線に出ます。その辺りがオノメア湾。路肩に駐車します。少し先にはハワイ・トロピカル・ボタニカル・ガーデン(植物園)があり、ここまで行くと行きすぎ。

風光明媚という言葉がぴったりなオノメア湾

ヒロから少し北へ走った辺りに素敵なドライブコースがあります。それは4マイル シーニックドライブという道。熱帯雨林のジャングルの中に飛び込んでいくような下り坂から始まって、苔むした小さな橋をいくつも渡るという、ワクワクせずにはいられない空気がふわ〜っと漂っています。しばらく走って海が見えると、そこがオノメア湾。そして湾の下にあるビーチまでのアクセス路がオノメアトレイルです。

4マイル・シーニック・ドライブは、オノメア・シーニック・ドライブとか、ママロホア・ハイウェイという別名も持っています。でも「ハイウェイ」という名前が付くにしては狭くて、旧道といった感じ。山道のようなカーブが続くので突然この場所が現れます。注意深く走っていないと『あっ!』と思った時には行き過ぎてしまいそう。道の路肩が少し広くなっているのでそこに駐車できます。5〜6台のスペースはあるでしょうか。

柵にもたれかかりながら見下ろす湾の景色は極上! 晴れた日は色彩が一層鮮やかに見え、目を奪われます。
展望スポットの脇に茶色の標識と地図が立っていました。ここがトレイルのスタート地点です。年配のご夫婦が坂を上がってきました。それほど息もあがっていない様子です。




オノメア・トレイルは往復で350mほどの短いトレイル。遊歩道のような感じです。道沿いにはヤシが並び、タコノキ、タロ、ティーなどのハワイらしい植物が気分を盛り上げてくれました。オジギソウ、日々草などガーデニング系の植物とも色々出会います。
しばらく歩いて沢に出ました。オノメアトレイルは地図上ではドンキートレイルまで続いていますが、実際はこの沢から先は立入り禁止になっています。沢の向こうはハワイ・トロピカル・ボタニカル・ガーデン(植物園)の敷地で、園内を散策されている方たちの姿がフェンス越しに時々見えました。
この行き止まりを右に入ります。沢からビーチまでフェンス沿いにほんのちょっと歩くこの道がアラカヒ・トレイルです。50mも無いかもしれません。あっと言う間にビーチに着きました。石がゴロゴロしていて砂浜はなく、流木がいっぱい。行ったのは2月だったんですが、ちょっと荒々しい感じのするビーチでした。標識によると、潮の流れが早くて泳ぐのは危険だそうです。


子供と一緒に歩く

子供が3歳3ヶ月の時に歩きました。スタート地点が高台にあって行きが下り坂、帰りが登り坂というトレイルです。距離が短くて足元の状態も良いので歩きやすく、坂も緩やかで無理なく登れました。周りには目を惹くような花たちが咲いているのも楽しいです。難点は蚊が多いこと。立ち止まると襲われます。虫除け対策が必要です。

▼トレイルを歩いた日の日記
2005年2月11日 『ハマクアコーストで遊ぼう』


◆時間の目安と見える景色◆ ※時間はストップウォッチ形式に表示します (単位は分)
0:00
茶色のサインがトレイルの出発点です。緑に囲まれたオノメア・ベイを見下ろす気持ちのいい場所♪ 舗装されているけど、車の通行はできないので安心して歩けます。
0:06
崩れる心配があるのか、海側にはフェンスが張られています。周囲にはヤシが群生していたり、タロやティーリーフなどハワイらしい植物もよく見かけます。これまで歩いてきたボルケーノ周辺の森とは植物の構成が全然違うんですよね。緑が鮮やかで、南国植物園的な感じがします。
0:09
坂を下りきりました。前には沢があり、「プライベート・プロパティ」と書かれたフェンスが張られてます。道は真っ直ぐ続きますが、この先は植物園の敷地内なので入ることはできません。ここを右へ入り、アラカヒ・トレイルを進みます。沢沿いにほんのちょっと歩くと…
0:12
ビーチへ到着です。小さなこのビーチは波が荒く、上から眺めた時の穏やかな海というイメージとはちょっと違う感じ。耳元で「ブ〜ン」という音が聞こえました。あっ、蚊だ!蚊が多いトレイルは気分的にゆっくりできませんね〜。着いて早々に退却です(笑)
0:25
帰りは上り坂。でも緩やかだから苦になりません。草花たちを見ながら上ります。オジギソウが沢山あって、坊が葉を閉じさせて喜んでいました。左の花も群生しています。グローリーブッシュかなとも思うけど、特徴が違う気もするなあ。25分ほどで出発地点に戻りました。
[2005年2月]



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