│ あろは村 TOP |旅行記のTOPへ戻る│
10日目 パワイ・ベイの一歩手前 之巻5/6(木) 晴れ のち 曇り |
|||||
ハワイ島を遊びまわれるのもいよいよラスト。パパと一緒に旅行すると毎日気合いが入るんだよね。母子だけだと安全面にも気を遣うから、正直言ってあまり冒険はできないし。 そんなわけで最終日の今日はオールド・コナ・エアポートの先、パワイ・ベイを目指して行ってみることにした。ガイドブックによれば、そこでのシュノーケルは「very exciting」なんだそうだ。他にも「crystal clear water」だとか魅惑的な表現がズラズラ並んでいる。Toshiさんにもそのページを見てもらって相談。上級者のほうがいいみたいだけど、「まっ行ってみてのお楽しみだよね。」ってことで出来るようなら泳いでみるってことになった。 その前にコナの街で早めのランチといたしましょう。お店はビッグアイランドグリルに決定。有名だというロコモコを注文した。サイズが大きいとは聞いていたけど、本当に大きくてびっくり。でも美味しくてパパは1人で、私はケンシン坊と2人でぺろりと食べてしまった。
|
|||||
お店を出る頃にはちょうどお昼時で、店の外まで長い行列ができている。大人気だ。早めに来て良かった。 そこからオールド・コナ・エアポートまではすぐだった。元の滑走路がそのまま道路として使われているみたい。真ん中にうっすらセンターラインらしきものが見えるけど、1車線の幅が30mぐらいありそうで、みんな適当に走っているのが笑える。その行き止まりの辺りに車を止めた。
ほんの数分歩いたら、小さな入り江に砂浜が現れた。誰もいなくて静かなビーチ。でも15〜20分歩くと書いてあったから、きっとココじゃない。砂浜を横目に溶岩の海岸線を伝って進んでみた。今日は海が荒れている。バシャーンと波が砕けてしぶきが高く飛び散っている。シュノーケルするのはちょっと怖いなあ。パパとも相談して、今日は進むのは諦めてさっきのビーチで遊ぶことにした。入り江の対岸にオールド・コナ・エアポート・パークのビーチが見える。ここもパークの一部なのかな。 少し大粒の砂が広がるこじんまりとしたビーチには、溶岩で囲われたプールが2つ並んでいた。誰かが子供を遊ばせるために作ったのかな。ケンシン坊が遊ぶのにちょうどいい大きさ、そして透き通った水♪
外海は荒れてるけど、プールの中はいたって平和。ケンシン坊はぐるぐる歩き回り満足そう。一番深い所でもお腹ぐらいなので、見ている私たちも安心だ。小さな魚も泳いでいたけど色がグレーだったので気づいてくれなかった。せっかくシュノーケル道具を持ってきたので、セットをつけてプールに潜り、坊をびっくりさせる作戦に出る。そうすると、またまた大喜び。子供って単純な遊びが大好きなんだよね。 シュノーケルセットを付けたからには、やっぱり覗いてみたいプールの外の世界。パパに対岸まで行ってみると言ったものの、なかなか発進できない。というのも、うねりが強くて体ごと持っていかれそうで怖いのだ。結局断念。自信のない時はやめるに限る。でもその場で少し覗いてみることは出来た。こんな荒れた日だから「crystal clear water」じゃないけど、穏やかな日なら期待できるかも。魚も沢山見えた。 坊が海に入りっぱなしで冷えているので、今度は砂遊びや溶岩のところの潮溜まりに行って遊ぶことにした。潮溜まりの澄んだ水の中ではフムフム・レイがのんびり泳いでいた。
2時間半ぐらい遊んだかな、時刻は3時。そろそろ帰らなきゃ。今日はパワイベイの一歩手前までしか行けなかったけど、波の穏やかな時にまた来たいな。帰りがけにKマートでクマ(妹)に頼まれたものを買って、そのままワイコロアビレッジに直行だ。 …と思ったけど最後に1つ気になるものが。19号線沿いに見つけたラバチューブだ。ハイウェイを車でシャーッと走り抜けてしまっていたから今まで気づかなかった。路肩に車を止めて降りてみると、かなり立派なラバチューブだということが分かった。そして目線を上げると、山の方向から黒い溶岩流がこちらに向かって流れた跡が見える。これは1801年のHu'ehu'e Flowと呼ばれ、フアラライ山からの溶岩流らしい。その下がトンネルとなってぽっかり口を開けているのだ。このトンネルがどこまで続いているのかは分からないけど、昔ここを真っ赤な溶岩流が通過していったことは確かなんだなあ。
ただいま!家に帰ってから、ケンシン坊はお姉ちゃんたちと元気よく遊びまわる。私は帰国準備のために荷物をチャチャッとまとめる。それから外でみんなで縄跳びをしたりして遊んだ。その後、ケンシン坊に渡すためにLinaちゃん、Shioneちゃんが絵を描いてくれた。可愛い絵をありがとう!! 今日は最後のお夕飯、Shihoさんが手料理を振舞ってくれた。みんなに今日のビーチのことを報告したり、今度の旅行も楽しかった〜なんて話しながら美味しい料理を最後までお腹いっぱいいただいた。 |
<< BACK | NEXT >> |