「ヨロレイホ〜♪」
こんな言葉を言ってハイジの歌を口ずさんじゃうほど、青々とした草原とその先に見えるアルプスの山並み…じゃなかった、マウナケア。Toshiさんに所々止まってもらって写真を撮らせてもらいました。
裾野に広がる緑がキレイすぎる。眼福っす!
サドルロードの景色は刻々と変わって面白い。茶色のつるんとした山が見えたり、溶岩原があったり、そこに花が育っていたり。だんだん山が近くなり大きく見えてくるにつれ、やっぱりこの山は高いんだなぁと実感する。ワイコロアから見ると4,200mには全然見えないんだよなあ。
そしてとうとうマウナケア・アクセス・ロード(山頂へ向かう道)との交差点まで来た。
みんな続々とMauna Kea RDを上がっていく
外に出てみるとすでに寒くなっている。こんな人里離れた所なのに車が結構来るなあと思って聞いたら、みんな雪でボディーボードしに来たんじゃないかなって。ああ、それでToshiさんも積んでたのか。ハワイ島の人は波でも雪でもボディボードが大活躍なんだね(驚)
車はゆっくりマウナケア・アクセス・ロードを進み、オニヅカ・ビジター・センターまで上がって行く。そして到着! ああ、なんとも言えない幸せを感じちゃうよ!
それにしても、ものすごい賑わいっぷりだ。ビジターセンターの駐車場は溢れかえっていて路上駐車を強いられることに。積雪のため、道もここでクローズしている。
積雪のため、ここでクローズしていた
と言っても山のこちら側は朝陽を浴びてほとんど雪が解けてしまったようで、ボディーボードをやれるような雪は残っていなかった。けれど、もうこうなりゃどこでも滑ってやるぞという勢いの子供たちが雪交じりの砂で滑っていたっけ(笑) 解けたと言っても、限りなく0℃に近いんじゃないのかな。真冬の日本を抜け出しハワイでぬくぬくしてたからなあ、めちゃめちゃ寒く感じる。
ちょうどお昼になったので、陽だまりでお弁当タイムにしましょう。Shihoさんがおにぎりとサンドイッチを作ってくれたので、みんなで座って食べた。Toshiさんが雪でおにぎりを作ってLinaちゃんに持たせて写真撮影。面白いことを考えつく茶目っ気たっぷりの彼には、いつも笑わせられる。
ご飯が終わってそれではメインイベントの雪遊びとまいりましょう。ちょっと奥に入っていった辺り。この辺はまだ雪が所々残ってるね。さあ、大きなコンテナに詰め込むぞ! …な〜んて、これがいっぱいになるほどは残ってないみたい。それでも子供たちは喜んで探してきては楽しんでる様子。どのぐらい貯まったかな? 冷たいので長い時間は無理だったけど、ハワイで雪遊びなんて、こんなこと滅多に出来ない。最高じゃない♪
少し手前のほうには銀剣草が沢山定植してあった。保護が必要な希少な植物で、触れると枯れてしまうから絶対触らないように…って4年前訪れた時のガイドさんの言葉を思い出す。この銀剣草くんたちは花が咲くまで生き残ってほしいな。
銀剣草です。触らないようにね。
そろそろ帰ろうかという頃、急に霧が発生し頂上が見渡せなくなったなと思ったら、もうクローズされた道路の先も見えない状態になっていた。集めた雪をクーラーボックスに移して、早々に出発だ。
帰り道、サドルロードの中程ぐらいから子供たちはお昼寝タイム。それからはToshiさんと色んな話をしながらのドライブ。彼とは同郷なので近所の話ですごく盛り上がり、あっという間に家まで着いた。
その後、ToshiさんたちがShihoさんに作った雪だるまがコレ!どことなく味があるよ(笑) Toshiさん今日はどうもありがとう!!
かわいい雪だるま
少しゆっくりしてShihoさんと近所のスーパーへ行った後、今日はまたみんなでお出かけ。クマ夫婦が以前お世話になったKさんのお宅での夕食にお呼ばれしてるんだ♪
「初めまして。今日はよろしくお願いします。」
「いらっしゃ〜い!」
Kさんと奥さんのTさんが笑顔で迎えてくれる。すごく気さくで、しかも面白いこのお二人。ツアーに参加してみたくなっちゃった。Kくんという4歳になったばかりの男の子がいて、LinaちゃんやShioneちゃんと一緒に坊とも仲良く遊んでくれている。テーブルの上にはTさんお手製シュウマイやロミロミサーモン、Kさんお手製ラウラウ・チキンなどをはじめご馳走でいっぱい!美味しいお料理と面白いお話、楽しい時間はあっという間に終わっちゃったなあ。どうもありがとうございました!
今日はきっとずっと忘れられない思い出の日となりそう。
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