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ハワイ島のハイキング/デバステーション トレイル

■難易度 ★ ☆ ☆ ☆ ☆
■往復 1マイル (1.6km)
■所要時間 30分
■子連れハイキング ◎ 下記参照
■出発地点:
ハワイ火山国立公園内(キラウエア火山)。国立公園の料金所を通過したらすぐ左折し、Crater Rim Driveに入る。そのままキラウエア・イキ火口方面へ南下し、チェーン・オブ・クレーターズ・ロードとの交差点を右折すると駐車場があります。



日常とはかけ離れた景色。正面の丘はプウ・プアイです。

『デバステーション=荒涼とした』という意味がぴったりの異空間のような景色が広がるトレイルです。終点にはキラウエア・イキ火口が望む展望台があります。ほんの少し歩くだけでこんな世界に出会えるのでお気に入りのひとつ。
一面に小石が敷き詰められた一種変わった風景は、1959年のキラウエア・イキの噴火によって出来たものとされています。噴火のあと周辺の森林は2mもの噴石に埋まってしまい、木は葉を全部剥ぎ取られてしまったそうです。白く朽ちた木が1本だけ残っているのも印象的な光景です。現在のトレイル沿いにはオヒアなどが茂る林がありますが、これらは噴火以後に成長したものです。ここではバードウォッチングを楽しむこともできます。

上の写真の正面に見える丘はプウ・プアイと呼ばれ、イキの噴火によってできた噴石丘です。プウ・プアイはデバステーション・トレイル側から見るとなだらかな丘ですが、キラウエア・イキ・トレイル側から見ると左の写真のように荒々しい山に見えます。



子供と一緒に歩く

このトレイルは幼児連れの方や年配の方にもお勧めなコースです。ベビーカーや車椅子の方もOK。いつも数組のグループとすれ違うし、トレイルとしての人気も上々なので歩いていて安心感があります。アップダウンはほとんどなく、舗装道なので歩きやすいです。
片道15分程度というのは小さな子供が頑張れる距離だと思います。我が家では子供が2歳3ヶ月の時と、2歳5ヶ月の時に歩きましたが、往復とも自分の足で完歩できました。風が冷たいことがあるので上着の用意をお奨めします。

■参考
→ハワイ島 キラウエア火山の観光ガイド
→ハワイ島 キラウエア火山の観光計画

■トレイルの様子  ▼2004年2月のレポートです/子供:2歳3ヶ月
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トレイルの入り口です。ここでは右に入ってデバステーション・トレイルを進みます。
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歩き出してすぐのところ。林の中を進みます。ほぼフラットな舗装された道は小さな子供でも大丈夫。2歳のケンシン坊も楽々歩いています。
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約5分歩くと視界がパッと開け、ページ上部の大きい写真のような景色が一面に広がります。何分かはこの景色を堪能しながら歩きます。坊はどんどん走っていってしまいました。待って〜!
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10分ほど進むとオヒアの林が現れます。真っ赤な花を付けているのをいくつも見つけました。何もない溶岩の上にまず芽生えてくるのはシダとオヒアだと聞きます。風が冷たいのでウインドブレーカーを着せました。
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ゴール!展望台につきました。坊が走り続けるので終点まであっという間に到着してしまいました。本当はもっとゆっくり見たかったのになあ(^^;
この展望台から見渡せるのはキラウエア・イキ火口。底にはイキのトレイルが直線に続くのが見えます。次はイキトレイルを歩くぞ!と心に決めて展望台を後にしました。
[2004年2月、4月、2006年3月、2007年7月、12月]


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