カウアイ島の美しい緑に包まれながら、カヤックに乗ってみましょう。日頃の運動不足を解消しながら、川の流れのようなゆったりした時間を過ごしてみて下さい。カヤックは動力を使わないので、自然いっぱいのカウアイ島にはぴったりのエコロジーな遊びでもあります。ここでは我が家が体験したコースを紹介します。
【PR】海外旅行情報
|
【1】 ハナレイ川のレポート
周囲はのんびりした平和的な景色。野鳥観察ができます。川の流れが穏やかなので、全くの初心者でも何とか楽しめる川。冒険を求めている人には物足りないかも。
【2】 ワイルア川のレポート
シダの洞窟、シークレット滝へハイキングして滝壺で泳ぐなどお楽しみが多い楽しい川。冒険度も高いです。船の往来が頻繁なので、個人で行くなら初級者向き。
|
カヤックには河川用(リバーカヤック)と海用(シーカヤック)があります。私たちは海用を借りています。また1人乗り用(シングル)と2人乗り用(ダブル)があります。
2004年には2歳の子供+パパママで3人乗りも経験しました。子供が小さい場合、子供はママ(もしくはパパ)にくっつくようにして乗ります。子供の前でパドル(漕ぐ道具)を動かすことになりますが、特に漕ぎにくいということはなかったです。なお2人乗り用のタイプには、3人兼用で使えるタイプもあります。前の座席のすぐ後ろに小さな座席があります。2010年には8歳の子供を乗せました。平均的なサイズのお子さんなら、3〜4年生ぐらいまでこのスペースに座れそうです。座れるかどうかはレンタル店で実際に座らせてもらって確認したほうが安心ですね。
カヤックはカヤック店でレンタルし、レンタカーに積んで運びます。車のタイプやサイズは関係なく、どの車でも積むことができると思います。そしてルーフキャリアがついていなくても問題はありません。また積む時には私の力が足りず(かなり重い)、周りの方に手伝ってもらうことがあります。そういう点では車高の高い車(SUVなど)を借りると屋根の乗せるのが大変ですね。
レンタル店で借りた場合は、スタッフの方が車に積んでくれると思います。初めて借りる方は積み方や固定の仕方をよく観察しておきましょう。また、車に乗せる際に使うクッション材やカヤックを固定するゴムバンドなども一式貸してくれます。車にキャリアが無い場合は、窓を開けてバンドを通し固定します。帰りに自分で車に積む際は、カヤックの水抜き穴(カヤックの先端についています)をトランクのほうへ向けて積むとフロントガラスにポタポタと水が流れて来ないので走りやすいということを教えてもらいました。
クッション材を敷いてからルーフに積む |
前後の窓と後ろを使って固定 |
ガイドブックに『簡単です』と書いてあったので、カウアイ島のハナレイ川で初挑戦しました。乗り方講習付きの2〜3時間ツアーもありましたが、時間が合わなかったため個人的にレンタルしました。お店のスタッフが簡単に乗り方と漕ぎ方を教えてくれました。最初はかなりぶつかりながらでしたが、流れの少ないのんびりした川だったのであまり怖いこともなく楽しむことが出来ました。
日本に帰国した後、近くの川で半日講習を受けることにしました。使ったカヤックは1人乗りのリパーカヤックで、ハワイで乗ったカヤックのように簡単には前に進んでくれません。クルクル回ってしまうのです。30分以上頑張って何とか真っ直ぐ進むことが出来るようになりました。それから更に練習すると、好きな方向へ進むことが出来るようになりました。ここまで出来れば、ハワイのカヤックは十分操れると思います。
実際、その次に行った旅行ではカヤックの操作が抜群に良くなりました。やはりある程度コツをつかむと上手くいくようです。ポイントとして教えてもらったことは、パドルで漕ぐ時は引くほうに力を入れるのではなく、『押す』ということです。空手で拳を前に交互に突き出すポーズがありますが、あんなイメージでパドルを操作してみましょう。
出発場所と上陸場所の足元の状況にもよりますが、水着+羽織るもの、サンダル(足に固定できるタイプ)、帽子といった格好が良いと思います。パドルを漕ぐと必ず水で濡れますので、濡れても構わない格好というのが基本です。
晴天の海などで遊ぶ場合は日焼け対策としてラッシュガードもおすすめです。天気が変わりやすい地域では急に雨が降ってきたり、季節によっては寒くなったりするので、薄手のウインドブレーカーなどがあると便利かもしれません。カヤックレンタル店ではクーラーボックスも借りられます。飲み物や食べ物を持っていくと楽しいですよ。