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ハワイ島/カヤックで遊ぼう

ハワイ島の雄大な自然に包まれながら、カヤックに乗ってみましょう。日頃の運動不足が解消できる上、海から眺める海岸線も最高! おまけに動力を使わないので地球にやさしいエコな遊びでもあります。ここでは我が家が体験したコースを紹介します。


【1】 ケアラケクア湾(キャプテンクック記念碑)
※2018年現在、個人のカヤックでの上陸は禁止され、限られたツアーのみ許可されています。レポート内の案内をご確認ください

おススメ度 ★★★★★

海洋保護区のケアラケクア湾をカヤックで渡って、対岸に上陸してみましょう。キャプテンクック記念碑の周辺は、ハワイ島随一のシュノーケルスポットとして名高い場所。驚くほどの透明度を誇ります。湾内にはイルカが生息しており、朝早く出発すればイルカに出会える確率もアップです!
→ケアラケクアのカヤックレポートへ

カヤックの種類

カヤックには河川用(リバーカヤック)と海用(シーカヤック)があります。私たちは海用を借りています。また1人乗り用(シングル)と2人乗り用(ダブル)があります。

2004年には2歳の子供+パパママで3人乗りも経験しました。子供が小さい場合、子供はママ(もしくはパパ)にくっつくようにして乗ります。子供の前でパドル(漕ぐ道具)を動かすことになりますが、特に漕ぎにくいということはなかったです。

なお、2人乗り用のタイプには3人兼用で使えるタイプもあります。前の座席のすぐ後ろに小さな座席があります。2010年には8歳の子供を乗せました。平均的なサイズのお子さんなら、3〜4年生ぐらいまでこのスペースに座れそうです。座れるかどうかはレンタル店で実際に座らせてもらって確認したほうが安心ですね。


カヤックの調達と車に積む作業

カヤックはカヤック店でレンタルし、レンタカーに積んで運びます。車のタイプやサイズは関係なく、どの車でも積むことができると思います。そしてルーフキャリアがついていなくても問題はありません。また積む時には私の力が足りず(かなり重い)、周りの方に手伝ってもらうことが多々あります。そういう意味では車高の高い車(SUVなど)を借りると大変ですね。

レンタル店で借りた場合は、スタッフの方が車に積んでくださると思います。初めて借りる方は積み方や固定の仕方をよく観察しておきましょう。ハワイ島の道はスピードを出して走ることが多いので、特にしっかり固定しておきたいところです。

車に乗せる際に使うクッション材やカヤックを固定するゴムバンドなども一式貸してもらえます。車にキャリアが無い場合は、窓を開けてバンドを通し固定します。帰りにご自分で車に積む際には、カヤックの水抜き穴(カヤックの先端についています)をトランクのほうへ向けて積むとフロントガラスにポタポタと水が流れて来ないので走りやすいです。



クッション材を敷いてからルーフに積む

前後の窓と後ろを使って固定

初めてカヤックに乗った時と、その後の練習

カヤックの操作はガイドブックに『簡単です』と書いてあったので、カウアイ島のハナレイ川で初挑戦しました。乗り方講習付きの2〜3時間ツアーもありましたが、時間が合わなかったため個人的にレンタルしました。お店のスタッフが簡単に乗り方と漕ぎ方を教えてくれます。最初はかなりぶつかりながらでしたが、流れの少ないのんびりした川だったこともあり、あまり怖いこともなく楽しむことが出来ました。

日本に帰国した後、近くの川で半日講習を受けることにしました。使ったカヤックは1人乗りのリパーカヤックで、ハワイで乗ったカヤックのように簡単には前に進んでくれません。クルクル回ってしまうのです。30分以上頑張って何とか真っ直ぐ進むことが出来るようになり、また少し練習すると好きな方向へ進むことが出来るようになりました。ここまで出来るようになれば、ハワイのカヤックは十分操れます。

実際、その次に行った旅行でのカヤックの操作は、抜群に良くなりました。やはりある程度コツをつかむと上手くいくようです。日本での講習の際にポイントとして教えてもらったことは、パドルで漕ぐとき引くほうに力を入れるのではなく『押す』ということです。空手で拳を前に交互に突き出すポーズがありますが、あんなイメージでパドルを操作してみましょう。


カヤックに乗る際の格好や持ち物

出発場所と上陸場所の足元の状況にもよりますが、水着+羽織るもの、サンダル(足に固定できるタイプ)、帽子といった格好が良いと思います。パドルで漕ぐと必ず水で濡れてしまいますので、濡れても構わない格好というのが基本です。

晴天の海などで遊ぶ場合は日焼け対策としてラッシュガードもおすすめです。天気が変わりやすい地域では急に雨が降ってきたり、季節によっては寒くなったりするので、薄手のウインドブレーカーなどがあると便利かもしれません。カヤックレンタル店ではクーラーボックスも借りられるので、飲み物や食べ物を持っていくと楽しいですよ。


あろは村 TOPケアラケクア湾のレポート上陸許可の申請方法

ケアラケクア湾(キャプテンクック碑)