2006 ハワイ島旅行記　〜3世代で行くハワイ島〜

朝焼けと散歩とファーマーズマーケット

今朝のお散歩の時、とうとう朝焼け（写真左）が見えました！ケンシン坊が起きないので、見たのは両親だけなんですけどね。かなり霞んでいたようですが、見てもらえて良かったです。2人はそのままリリウオカラニ庭園（写真中央）に寄って帰ってきました。とにかく緑が多くて、ヒロの散歩は最高だと話しています。カウアイ島が大好きな彼らにとって、ヒロは同じ匂いがするんでしょう。
目を覚ましたケンシン坊が『ばあば、お散歩に行こう』と誘います。中庭（写真右）から続く遊歩道を1周してくるコースが坊のお気に入り。

前回買ったフルーツが底をついたので、朝食のあとファーマーズ・マーケットに出かけました。テントの中を歩いていると、お店の方から時々『こんにちは』と日本語で話しかけられます。日系のおじいちゃんです。それだけなんですが、なんだか幸せな気分になれるんですよね。
「ストロベリーパパイヤ6個で2ドル」と書かれたお店を発見、本当に！？と驚いてお店の人に尋ねると、その通りでした（もちろん購入）。『どこから来たの？』と、この方も日本語で聞いてくれました。それをキッカケにしばらくお話をして、最後には『あなたたち、ヒロに家を買いなさい。』と勧めてくれました。私も買いたいよ、おじいちゃん！
→ファーマーズ・マーケットの詳細

レインボーフォールで初レインボー

ダウンタウンを出て、今度はレインボー・フォール（写真左上）にやって来ました。ここの瑞々しい空気感が大好きです！　久々に滝の上へと続く短いトレイルを登ることにしました。滝の上へ出てみると…なんと虹がうっすら架かっています！『やったー、初レインボー！』　意外な場所から拝めました。

ここから少し奥へ進むと、びっくりするほど大きなバニヤンツリー（写真中央下）が現れます。ケンシン坊が喜んで走っていきました。私もここが大好きです。父と坊がバニヤンの気根の中に入って遊んでいます。右の写真だけ見たら、これが木の中とは思えないでしょう？

部屋に戻ってのんびり

お昼はプカプカ・キッチンに寄ってテイクアウトしてきました。一度ホテルに戻ってゆっくりランチタイムです。
ご飯を食べようとしたら、ぽんたけとクマ（妹夫婦）から電話がかかってきました。クマと話すとしょうもない話をお互いに5分はするので、本題に入るまで最低10分がかかります。そして肝心な話の時に電波が悪くなって電話が切れました。姉妹の電話なんて、そんなもんですね。

初めて食べたプカプカキッチンのプレートランチは、いっぺんに気に入りました。みんなも絶賛です。スパイシーなご飯も食が進んだし、お肉や魚も柔らかいし、なんと言っても彩りがきれい！
→「プカプカ・キッチン」のレストラン・レポート

　ダウンタウンをお散歩

3時過ぎ、ヒロのダウンタウンに再び出かけました。雨が降り出しています。最初に寄ったのはフェデラルビルディングの郵便局。でも残念、窓口は20分前にクローズしていました。次に寄ったのはシグゼーン。ぽんたけ（弟）のお使いで行ったのですが、ここで子供用の格好いいＴシャツを見つけたので買いました。ケンシン坊はお店の人にソファーへ座らせてもらって記念撮影です。

その後はダウンタウンの古くて素敵な建物を見ながらホロホロ（ぶらぶら散歩）しました。坊がスクールバスを見つけて駆け寄ります。『マジック・スクールバスだ！』　『なにそれ？』　マジック・スクールバスとは、火を噴き出しながらロケットのように空を飛ぶスクールバスが出てくる絵本なんだそうです。

カウマナ・ケーブに初挑戦

ダウンタウンから数マイル山手に上がった場所に、カウマナケーブという溶岩洞窟があります。ケンシン坊が車でお昼寝を始めてしまったので、両親が先発で行って帰ってきました。中はアア溶岩みたいにゴツゴツで足場が不安定なので、とても子供の足では無理とのこと。それに奥が深いみたい。1人で行くのは気がひけるので、父に一緒に来てもらうことにしました。

真っ暗な中を懐中電灯の灯りを頼りに進みます。カメラを置いてきて良かった！こんなガタガタの道じゃ、どこかにぶつけて壊れちゃう。奥に入るにつれ天井が低くなり、中腰で歩きました。しっかり膝を折り曲げないと通れないような場所もあります。両側に赤茶色っぽくて表面が滑らかな溶岩の帯のようなものがずっと中まで続いています。10分ちょっと歩いた辺りで行き止まりっぽくなったので帰ってきました。
入口の苔むした辺りに、ここを訪れた人が記念に彫ったと思われる名前やメッセージをいくつか見つけました。年号を見るとなんと1935でした。その隣には1925！　80年も前のものってこと！？

夕飯はオーシャン・スシ・デリ