やがて車は180号線(もしかしたら190号線だったかも?何しろこの日は地図をろくに見ずに走っていたから…)に突き当たる。この辺りからホナウナウの辺りまでの一帯は”コナ・コーヒー・ベルト”と呼ばれていて、コーヒー農園やショップが目白押しの場所。で、私は180号線沿いのベイビューファームを見つけるべく車を走らせた。この辺りは道が狭くてくねくねしている所も多く、運転しながら探すのが大変。『あれ?ないなあ。』と思いつつ、どんどん走る。とうとう道は11号線との合流地点に…。
あれ?ホントにないよ。見逃しちゃったよー。
ということで引き返す。かなり戻ったがやっぱりない。あれー? ここでようやく地図を見てみようと車を停める。しかしこんな時に限って詳細な地図を忘れてきていた。
あ〜今日は止め止め。てしまにランチに行こう。
また来た道を戻って11号線方面に向かう。私はこの道をいったい何回通るんだ(笑) 次の目的地”てしまレストラン”は簡単に見つかった。
11号線沿い。180号線とのジャンクションのすぐそば
ケンシン坊は私が車で行ったり来たりする間に眠ってしまい、昼寝の途中で起こされてボケ〜っとしていたが、ご飯だよ、美味しいもの食べようよ♪ の言葉にだんだん反応してきた。オーダーしたものは”NO.2 TEISHOKU(定食)”。味噌汁、刺身、すきやき、揚げ魚、酢の物、漬物、ご飯に日本茶という和食尽くしだ。揚げ魚はツナだって。
NO.2 定食は $9.95
さあさ、食べましょう!やっぱり日本人は白いご飯と味噌汁があると落ち着くよね。すき焼きはちょっとクセがあって味付けが濃いような気がした。ツナはレモンをかけてさっぱりと。お刺身は日本で食べるのと変わらないお味だ。おいしいねと話しながら完食。ご馳走様でした。
お腹いっぱいになり、お茶をいただきながらしばし休憩。そういえばベイビューの場所、お店で聞いてみようかな。混んでるし迷惑かなぁ。でも、えーい、聞いちゃえ。
「ベイビューファームに行きたいんですけど、この近くですか?」
「もっと南よ。ホナウナウの辺り。この11号線をまっすぐ走ってね、それから…」
忙しいにも関わらず、お店のご婦人は親切に詳しく教えてくれた。ここでハッキリした事実はお店も農園もホナウナウにあるということ。それじゃ180号線を何度走ったって見つかるワケないし。自分の記憶力のなさを再認識したわけだ。
ホナウナウへは別の日に出直すことにした。歴史公園にも行ってみたかったから、ついでに寄ればいいもんね。
コナの街のセーフウェイに寄ってから帰路につく。相変わらず19号線は気持ちがスカッとする程に真っ直ぐな道が続く。漆黒の溶岩の上には白い石で描かれた無数のサイン。道の脇では強風にあおられるブーゲンビリア。これぞハワイ島!
19号線脇のブーゲンビリア
家に戻ると、もう既にShioneちゃんが一足先に帰ってきていた。早速遊びまわる2人。今日はリビングを子供の城にしてキャーキャー走り回っている。ホント、楽しそうだ。そのうちLinaちゃんも帰ってきて、今度は芝生でダンゴムシをつかまえて遊ぶ。それに飽きたら三輪車と自転車。見てるこっちが目が回りそうなくらい元気いっぱい。
元気いっぱい、こどもの城
『ご飯だよ〜』のShihoさんの声に、みんなで『は〜い!』のお返事。私もなんだか子供になったような気分で嬉しくなっちゃう瞬間だった。お夕飯は、特製長崎皿うどん風と桜海老とザーサイの混ぜご飯がメイン。どっちも美味しかったよ、Shihoさん♪ ここのところ、夕飯をみんなで一緒に食べさせてもらってるので、少食で困っていたケンシン坊に少し変化が見え始めてきた。前より食が進んでいるのだ。食事の内容も大切だけど、食事をする時の環境というのも子供の成長の上では大きく関わってくるのかもしれないな。で、ShihoさんもToshiさんも、おだて上手だし。
「ケンシン、お野菜食べたの? カッコいい! しびれちゃう〜!」
望月家のみんな、付き合ってくれてありがとう♪
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