午後からはすっかりお天気も回復、ハワイらしい太陽が戻ってきた。それじゃ、もうひとつトレイルに挑戦しちゃいましょう。と言っても多分10分程度の簡単なところだよ。ダート道だけど4駆じゃなくても行けるってガイドブックに書いてあったし。
場所はキラウエア(上の地図参照)。プール・オブ・モコレアという溶岩で出来た天然プールを見に行くコースだ。写真で見るとプールの中は透き通ったエメラルドグリーンのような神秘的な色をしている。う〜ん、見てみたい!
灯台に行く道を右にそれると真っ直ぐな舗装道路が続いていた。ひょっとしてこのまま着いちゃうんじゃないかと思ったその時、突然道がなくなった。いや、あるんだけど、こんな道じゃ走れないという感じの狭くてひどいダート道。というわけでここに車を置いて歩いていくことになった。そして歩き始めてたった数分、衝撃的なものを見てしまった。

え〜、こんなとこ車で入ってくの?
無理無理! |

ひっくり返ってる車!!
ひょえ〜っ
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車がひっくり返ってるよ!?近くに来て見たら結構前のものらしく、持ち主はそのまま捨てて帰っちゃったらしい(捨てるなっ)。そして「無理に入ってくるからこうなるのさ」とでも言ってるかのよう。ガイドブックにはここを車で走れと書いてある。こんなところ、どうやって車で走るのさ!?とブーイング。しかも「2駆でも行けます」って書いてあるし。そんなのウソだ、どんだけチャレンジャーなんだよー。ほんと、歩いてきて良かったよ。
林を抜け、バナナの畑を抜け、ずんずん進む。でも、ここって海を見に行くコースだよね。でも行けども行けども海が見えないんですけど…。そう思い始めるとたいした距離でなくても長く感じるものだ。歩くこと20分、ようやく前方に海が見えてきた。でもはるか向こうすぎて、一瞬2000年に歩いたハワイ島のキャプテンクック・トレイルを思い出しちゃったくらい。でもここはのんびりしてるなぁ。右手にはゆったり流れるキラウエア・ストリーム、川を挟んで向こうの丘には家が何件か建っている。

のんびりした田舎道
約30分歩いたところで、ビーチが見渡せる広場に出た。砂浜が広々して実に気持ちいいカヒリ・ビーチ(川の対岸)。数人のサーファーが車で乗り付けて来ているだけで誰もいない。まさに彼らだけのプライベートビーチになっている。そういえば、このトレイルも誰も歩いてなかったなぁ。プライベート・トレイルだね。
ようやくケンシン坊が目を覚ましたらしく、ここからは歩かせることにした。実は彼、ランチ後のドライブ中に熟睡してしまい不本意にもまた抱っこひもに入れられてたのだ。
このトレイルの最終目的、モコレア・プールを探しにさらに海岸線のほうへ近づいていく。このあたり、車が何台か捨ててあったり、あまりきれいなところじゃないなぁ。日が暮れてきたらちょっと怖い。
大きな石がゴロゴロの坂を上がると、そこには意外な景色が…!日本海の荒波を思わせるようなドド〜ンという大波が岩を打ちつけている。穏やかな海のはずじゃ…
「で、モコレアプールはどこなの?」
見渡すと左手のほうに少し道が伸びている。山肌を伝っていくような心細いトレイルにちょっとビビる。そして、道が曲がったあたりまで行ってみたら、なんと地面が濡れてるよ!?時々水しぶきがザブ〜ンとかかっているらしい。おまけに狭いし、強風が吹き荒れてる。そんな状況にさらにビビる5人組。
ところで肝心のモコレアプールはここから見えるのか。多分、崖の先端あたりなんだろうけど全然どこだか分からないな。でもここから見る景色は最高〜!!

先には行ってみたいけど…
行くのか行かないのか悩み中。 |

これでどうだ!?って景色に
思わず感服いたしました |
その崖の先端まで、距離は結構ありそうだ。悩むなぁ、行ってみたいが足もすくむ。どうしよう、どうしよう、なんて言っている間におとんが
「ちょっとそこまで様子見してくる」
と言って歩き始めた。普段の私なら「私も!」と必ず続くのだが、ちょっとだけ見てきてもらって良さそうなら一緒に行ってみようと考えた。坊とパパ、おかんは行かないと言うのでお留守番だ。
大きな石がゴロゴロの海岸線をおとんがゆっくり進んでいくのが見える。大声で何か言ってるのが見えたが波の音が激しすぎて全然聞こえない。だんだん姿が小さくなっていく。しばらくその様子を観察しながら…急にハッとした。
あれー!?全然戻って来ないじゃん、ちょっと様子見って言ってたじゃん!?

米粒みたいに見えたおとん
結局おとんは戻って来ないで先端のほうまで歩いていってしまった。こっちから見てると、プールがどこだか分からなくて探しているように見える。やっぱり今日は波が荒すぎてダメだったのかも。しばらくしておとんが戻ってきた。
「様子見って言ったのにさ〜、ひどいよ〜(涙)」
「だって、てっきりついて来てると思ったらいないんだもん」
それで、モコレアプールはどうだったの?
それらしきものはあったものの、はっきりしなかったとのこと。海の上に大きな溶岩プレートがあるようで、穴から海水がボコボコ音を立てながら出たり入ったり。魚もいっぱいだとか。辺りには車の残骸なのか鉄くずが沢山落ちているらしく、そこにつくまでの道は大きな石がゴロゴロしていて、上の崖からの落石も心配とのこと。
う〜ん、それを聞いてなんだか複雑。また行ってみたいような、行きたくないような。とにかくガイドブックのような美しいエメラルドグリーンのプールには出会えなかったということだけはハッキリしている。帰りは軽い登りだったけど、30分で車まで戻ってこれた。もう3時半近い。
ほんと、今回の旅行はよく歩いたなぁ。両親は歩くのが趣味だし、パパも私もハワイのトレッキングは大歓迎。

ここかどうかは怪しいところ。多分違う。
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帰り道では少しお店めぐりをした。まずはリフェの手芸店”KAPAIA STITCHERY”。最近ハワイアンキルトが大好きになった私は、店内の品揃えの多さにビックリ!ハワイアンプリントの布に目移りしてしまって20分はウロウロしたかもしれない。例によってせっかちなパパに雷を落とされ、あえなく退散することになりました(涙)
その次は同じくリフェのフィッシュマーケット。ここでは夕飯のおかずにポキを購入。夕方なので、ひっきりなしにお客さんが入ってくる。あっさり味のタコ・スライス・ポキがお気に入り。
その後Kマートで少し買い物してからお部屋に直行。そういえば今日食べたクッキー、Big Island Delightのハワイアン・カプチーノ。これもヒットだったなあ。コーヒー味のお菓子って大好きなんだよね!
いよいよ明日は最終日。ポリハレビーチで最後を飾るぞ。
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