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ハワイ島のハイキング/カラフイプアア ヒストリック トレイル

■難易度 ★ ☆ ☆ ☆ ☆
■1周 約 2 km 
■所要時間  1周 3時間半(遊び&ランチ時間含む)
 ※通常の目安は 1時間程度
■幼児連れウォーク ○ 下記参照
■ベビーカー △(途中、未舗装部分あり)
■出発地点
コハラ・コーストのマウナラニ・リゾート内。コナ方面からは19号線を北上し、74マイルマーカーを過ぎたら次の交差点を左折しマウナラニ・リゾートへ入る。マウナラニ・ベイ・ホテルか、手前にあるパブリック・パーキング(オープンは6:30〜18:30)が出発地点となります。下記の地図をご参照下さい。

歴史保存地区は考古学的、地質学的に重要な場所なんだそう
マウナラニリゾート地図
今回はピンクのコースを歩きました。点線もトレイルです。

マウナラニ・リゾートには海岸線沿いや養魚池沿い、内陸方向へ続くトレイルなど、歩ける場所が沢山あります。特に海側の養魚池周辺や少し内陸にあるエリアは学問上重要な場所だそうで、歴史公園として保存されています。
今回は上の地図のピンクのコースを歩いてきました。ホテルのロビーを通り抜けて海沿いからスタートし、帰りはマウナラニ・ロードを通って戻る1周コースです。

トレイルの名称なんですが、正確にはどの部分がカラフイプアア・ヒストリック・トレイルと呼ばれているのか、ちょっとハッキリしません。途中にある看板には、海岸線のコースは全部「ショアライン・トレイル」と書かれていたし、内陸側のコースは「ショアライン・アクセス・トレイル」と表示されていました。上の地図では途切れてしまっていますが、一番左下の養魚池(カラフイプアア池)の周りを1周してパブリックパーキングへ戻ってくるコースが多分カラフイプアア・ヒストリック・トレイルだと思います。

私たちが歩いたピンクのコース沿いでは、海岸線で海ガメに出会い、草葺き屋根の復元小屋などを見たり、池を眺めながらリゾートの手入れされた庭を通ったり、洞窟探検をしたり出来ました。盛り沢山でとても楽しかったです。


子供と一緒に歩く

子供が3歳3ヶ月の時に歩きました。起伏は全くなく舗装されている部分が多いので、小さな子供と歩くコースとしてもお勧めできます。子供の足でも無理なく完歩できました。ベビーカーでも行けそうな感じ。ただ、海岸線周辺の一部で足元が砂または砂まじりの所があるので、その辺りだけはベビーカーが使いづらいかな。
海では砂遊びしたり、お弁当を持って行って池のほとりで食べたりして、のんびり散歩が楽しめました。木陰が少ないので日焼け止めや飲料水、帽子をお忘れなく。

▼トレイルを歩いた日の日記
2005年1月31日 『マウナラニの歴史トレイル』


◆時間の目安と見える景色◆ ※時間はストップウォッチ形式に表示します (単位は分)
0:00
マウナラニ・ベイ・ホテルからスタートです。ホテルのロビーを抜け、プール横にあるドリンクスタンドの脇を通ってビーチの方へ歩きます。池の鯉を見たり遊びながらなので、なかなか進みません。
0:20
ビーチの前に芝生があって、ここでまたひと遊び。周辺には養魚池が沢山あります。このすぐ前にあったのはワイプヒ池。
0:30
ビーチの一番隅がトレイルの出発点です。海に向かって一番左側の辺りです。コンクリートの舗装された道を海岸線を沿って先に進みます。途中、池に架かる橋からケンシン坊が大きな魚を見つけました。
0:40
ここから先は未舗装になります。歩いている人もほとんどいなくて、”のどか”な場所です。
0:45
ビーチに出ました。甲羅干ししている海ガメくんを見つけて坊が喜んでいます。ちょっと沖のほうでは投網で魚を採っている人がいました。終始のんびりムードのこのビーチでは、少し砂遊びしてきました。
0:55
養魚池を眺めながら道なりに進むと、海岸線に草葺きの大きな小屋がありました。入口にロープが張ってあるのを見て、坊が『今日はお休みなの?』と聞きます。いやいや、そうじゃないと思うけど…(^^;
1:00
しばらくすると、また舗装された道になります。養魚池の周辺には何本か分かれ道がありますが、そのまま真っ直ぐ進みます。
1:10
緑色の水をたたえた養魚池はとてもきれいです。周りにはヤシが立ち並び、穏やかな空気が流れています。そろそろランチを食べる場所を探さなきゃ。
1:15〜2:15 ランチ
カート用(?)の道と交差するこの辺りは木陰があって涼しいので、石垣に座ってランチにしました。石垣の後ろの広くなったところで遊んだりして、なんと1時間もここで費やしてしまいました。
2:15
上の交差点を突っ切って直進すると、今度は景色が全然変わります。溶岩洞窟が2つ見えました。横に広くなっていて、まるで口を広げているかのようです。
2:20
舗装されたトレイルの脇は断層みたいな所や、クレータのような窪地があちらこちらに見つかります。道の脇にはキアヴェの木がフサフサのしっぽのような花をつけ、イリマが鮮やかな黄色の花を咲かせています。
2:40
1700年代のハワイアンが住居として使っていたという大きな溶岩洞窟です。中にも入れます。奥行きも幅もあり、入口が数箇所あるので涼しい風が通っています。天井が抜けて天窓のように光が差し込んでいました。坊としばし探検。
2:55
古代ハワイアンが、釣り針などの道具を作る時に使った石です。ここでサンゴを削って製作していたようです。看板の説明に書かれていました。歴史公園内には他にも見所のポイントに説明の看板が立てられています。
3:00
ここにも大きな溶岩洞窟がありますが、半分崩壊して埋まっています。この辺りは古代ハワイアンの集落があったそうで、これらの洞窟は生活の場として使われていたものだそうです。
3:10
歴史公園のパブリック・パーキングに到着しました。入口には左の看板が立っています。トイレやピクニックテーブル、自転車置き場もありました。車輪を挟むタイプのものです。
3:25→3:30
ここから先はパウオア・ロードを通って、マウナラニ・ドライブ沿いを歩きます。歩道がないので最初は芝生の中、そのうち、右側に歩道(ゴルフカートの道?)をみなさん歩いていたので、そちらを歩きました。そして3時間半でゴール!
[2005年1月]



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