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2006 ハワイ島旅行記 〜3世代で行くハワイ島〜

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 3/29(水) ヘリツアーと病院と再会と

楽しいヘリツアーの始まり

今日は早起きしました。両親がヘリのツアーに参加するのでワイコロアのヘリポートまで送りに行きます。朝7:00のツアーのチェックイン時間は6時過ぎ。とてもきれいな朝焼けが見えました。縁起がいいんじゃない?今回の旅で一番きれいだった空はサンセットではなく、この日のこのサンライズでした。

ヘリポートに着いてしばらくして、お友達Toshiさんに再会。電話では何度か話していたけど、会うのは去年の夏以来!しばらくの間お話して、彼は準備に行きました。今日のツアーはToshiさんがパイロットです。いいな〜。いつかは乗りたいんだけど、なかなか実現できず…。早朝にも関わらず、お客さんが沢山います。ブルーハワイアンのスタッフもあれこれ忙しそうに働いていました。

そして、いよいよ出発のメンバーがヘリに乗り込みます。私とケンシン坊はカメラ班。バシバシ写真を撮ってやるぞと思っていたら、カメラの電池が切れてしまいました。デッドエンドでも失敗したっていうのに、またやっちゃった。でも、離陸の姿はなんとか撮れましたよ。『行ってらっしゃ〜い!!』


ワイコロアからボルケーノ、そしてヒロへ

ワイコロアから一路、ボルケーノへ。車で何時間もかかる道のりも、ヘリだとあっという間だそうです。ヘリはいいな、渋滞も無いもんね。
とんでもなく長い断層が続いています。地図で見たり名前だけ知っていても、実物を見ると全然違うんだろうなあ。空から見ないと分からないことって沢山あると思います。


左はプウオオ火口です。モクモクとものすごい噴煙を上げていますね。こんなのが目の前で見られるんですから大迫力でしょう!機内でも盛り上がっていたに違いありません。
右は海岸線から見たオーシャンエントリーの水蒸気。今からここへ近づくという時は胸が高鳴りそうです。


下はオーシャンエントリーです。流れる溶岩と海水が交じり合って、莫大な量の水蒸気が上がっています。右のズームの写真では、爆発したように溶岩の破片が飛び散っているのが見えます。


ケンシン坊と部屋に戻って朝ごはんを食べていたら、携帯が鳴りました。表示を見ると、ヘリを運転中のはずのToshiさんから。ええっ、いま大丈夫なの!?
『今ね、ヒロの空港で休憩中なんだ〜』そっか、そういうことね。
『お母さんがヘリでゲロゲロに酔っちゃってね、もう乗りたくないって言うからヒロまで迎えに来てくれない?』
『なんですと!』 驚いて、最近老化している脳みそをフル活用した結果…
『それウソでしょー』
『あっ、ひっかからなかった?(笑) 本当はすごく楽しんでくれてるよ、もう少ししたら帰るから待っててね』
いたずらっ子Toshiさん、いつもお茶目な演出をありがと(笑)

約2時間のハワイ島1周ツアーはヒロの空港で1回降りて給油や休憩を取るそうです。左は上空から見たヒロの街。溶岩だらけのボルケーノとは全然違い、緑のじゅうたんの上に街が乗っているみたいですね。





 ヒロからハマクアコースト、そしてワイコロアへ

ヒロからハマクアコーストは車で走っていても、その緑の豊かさに気づきます。そんな場所だもの、空から眺めるのは気持ちいいだろうなあ。左はワイピオ渓谷です。大きな滝と右の渓谷はどこだろう?ワイマヌ渓谷かな。いいですねえ、たまりません。


渓谷の奥ってこんなふうに平らになっているんですね。平地が陥没して谷が出来ていくのかな。右はワイメアの街。ここまで戻ってきたらあっという間にヘリポートまで着いちゃうんだろうな。


ということで、空を眺めていたら帰ってきました。『お帰り〜!』
降りてきた2人は興奮さめやらぬ感じ。あれこれ話をしてくれました。ヘリに乗りたい気持ちが渦巻きます。次のフライトを控えているToshiさんは忙しそう。お礼を言って『後から遊びに行くね!』とバイバイしてきました。

 ランチを食べた後はToshiさんの家へ

部屋に戻り、デジカメの写真を見せてもらいながらラナイでのんびりしています。風に吹かれながらデッキチェアでコロコロしているなんて最高です。
お昼近くになって、キングスショップにあるフィッシュ&チップスというバーガー屋さんに行きました。この後、両親はワイコロアのリゾート内を散歩しに行き、私とケンシン坊はワイコロアビレッジの友達の家へ遊びに行きます。ケンシン坊が早くみんなに会いたくて待ちきれず、バーガーは持ち帰りとなりました。

その友人家族が経営するB&B ”Aloha Breeze”は昨年末に引越しをしたので、今日帰るのは新しい家!私もいろんな意味で楽しみ!Aloha Breezeのみんなは私たちにとって家族のような存在のお友達です。気兼ねも要らず実家のように落ち着くので、親しみを込めて「実家」と呼んでいます。

この家だよね…?とゆっくり玄関のほうへ行ってみたら、みんながわあ〜っと駆け寄ってきてくれてハグで出迎えてくれました。いつもの変わらないみんながそこにはいて、とても嬉しい瞬間です。色んなお話をして、1時間半はあっという間に過ぎていきました。3時に病院なのでもう帰らなきゃ。『じゃあ、2日後にね!』2日後から4泊させてもらうことになっているんですよね。

急いで帰るつもりが、しばらく行った辺りでなんと迷子になってしまいました。ぐるぐる回ってみますが、なかなか見慣れた道に出られません。『ケンシン坊、分かる?』 ついに4歳児に頼る私が情けない…。が、彼はやってくれました。ちゃんと知っている道に出たのです。子供の観察力は侮れません。


 ワイコロアのクリニックとヒルトンのお散歩

そんなことをしていたのでショアーズの部屋に戻れたのはもう2:45のことでした。クリニックのあるヒルトンまでは車で1分もあれば着くと思うけど、なにせあの巨大ホテルです。着いてからが長いはず。駐車場から歩く時間もないので生まれて初めてバレーパーキングをやってみました。そのまま必死で歩き、3時にギリギリセーフでした。

母と私の風邪の症状はきのうがピークで、今日は随分良くなっていました。先生は英語を話しますが、奥さんが日本語で通訳してくれます。1人につき20分近く、それはそれは丁寧な問診と診察をしてくれて、そのあとに薬に対する注意事項を2人で聞きました。日本でこんなふうに診てもらえることはまず無いので嬉しかったな。処方箋はなく、薬もその場で渡していただいたので、今日はこれで終わり。『ありがとうございました!』
※ワイメアの総合病院でも日本語の通訳サービスを病院側で用意してくれているようです。(Tさん、情報ありがとね♪)

ケンシン坊がボートに乗りたいと言うので、ヒルトン内を散歩してみることになりました。2歳の時には無反応だったけど、今回は嬉しそうな顔をしています。マップを見ながら海のほうへ向かって歩きます。ラグーンではイルカのアクティビティが始まっていました。いいなあ、私も海へ入りたいよ。今日からしっかり薬を飲んで早く風邪を治すぞ!
→『ハワイ島・病院体験談』のページへ
→『子連れで遊ぼう(ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ)』のページへ

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