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ハワイ島の宿泊レポート/ボルケーノ

ボルケーノビレッジはキラウエア火山観光の拠点にピッタリな村。レストラン、食料品店、ガソリンスタンド、郵便局などが揃います。ホテルは国立公園内にあるボルケーノハウス1軒だけ。あとはB&Bやイン、コテージです。
芸術家が多く住む村というだけあって、静かで落ち着いた滞在ができます。ただ、長期はどうかな…。ボルケーノ内だけで5泊過ごしたことがあるんですが、昼食が苦痛でした。村の食料品店で買えるお弁当といったら、ほぼパン類だけ。火山は全く飽きなかったんですけどね。キッチンなしの部屋に泊まるなら、私的には3泊ぐらいが限界かも。ヒロまで買出しに行くなら長期滞在もOK! 1年を通して朝晩が寒く、天気が不安定です。
ボルケーノ地区
カントリーグース (B&B) ボルケーノビレッジ Akika Room (クイーンルーム)
カントリーコテージ (コテージ) ボルケーノビレッジ 3ベッドルーム+2バスルーム

カントリーグース
  [ボルケーノビレッジ] [B&B]

カントリーグースはボルケーノビレッジにある素敵なB&Bです。オーナーのジョーンさんは明るく楽しく朗らかなおばあちゃん。彼女のその人柄によってお客さんが集まってくるんでしょうね、我が家もボルケーノに泊まる時の定宿です。レンタルハウス(コテージ)もしているので人数が多い場合にも対応してもらえます。ボルケーノビレッジの中心はレストランや食料品店が集まる辺りだと思いますが、ここは11号線より南側のマウナロア・エステート地区にあります。

B&Bの部屋はキングルーム、クイーンルームと2部屋あり、私たちはクイーンルームに宿泊しました。この部屋には別名があるようで予約確認のメールではAkika Roomと記されていました。
専用の出入口があり、その横がラナイになっています。屋根つきなので雨が多いボルケーノでも安心。テーブル・椅子・グリルなどが用意されています。でも私たちが泊まったのは冬季で、しかも天気が悪かったので、寒くてラナイで食事を取ることは出来ずじまいでした。


専用入口とその向こうにはラナイ

ベッドは部屋の奥
部屋は横長で、子供と2人だけでは余裕がある広さです。ジョーンさんはニットを編むことなど手芸が全般に得意なので、ベッドカバーやソファー、椅子のカバーなど手作り作品がいっぱい。ベッドはクイーンサイズが1台。それから入口にソファーがあります。洗面は部屋の一角にあり、バスルームにはトイレとバスタブ+シャワー。掃除が行き届いている宿は安心して泊まれますね。庭で摘んだお花が活けてあるのも嬉しい演出です。

入口のソファ

ベッドから入口方向を見る

洗面とバスルーム

そしてこの宿のもうひとつのお楽しみはジョーンさんお手製の美味しい朝食。7:00〜9:00までにB&Bとコテージに宿泊しているゲストが母屋のダイニングで食べるスタイルです。ジョーンさんは、英語が苦手な私たちにも何かと話しかけてくれたり話題をふってくれるので楽しく過ごすことができました。
食事はまず、半分にカットしたパパイヤにアップルバナナとぶどうを乗せたフルーツ皿とアツアツのコーヒーが用意されます。次にワッフルとフレンチトーストを日替わりで出してくれました。クリームやフルーツコンポートを添えます。他にも数種のおかずを用意してくれるので、朝からしっかり食べることができます。大人も子供も食事内容は基本的に同じです。ケンシン坊があまり食べなかった日は、シリアルを出してくれました。ミルクを飲む?ジュースは?と色々気遣ってくれました。ボルケーノでは朝から営業しているレストランが少ないので朝食付きの宿は助かりますね。
ダイニングの奥のドアとクイーンルームは繋がっています。だから子供が食事中にトイレに行きたいと言い出しても簡単に行って来れるし、少し大きくなれば自分1人でも行って来られるでしょう。便利です。

B&Bは子供不可のところも多いなか、この宿は歓迎してくれます。ジョーンさんは子供も大好きなようでとても可愛がってくれるので、ケンシン坊も『ジョーンさんのおうちにまた泊まりに行く』と、帰って来てからもよく言っていました。
朝食の時にハイチェアーや子供用のスプーン・フォークはないので、必要だと思われる場合は持参されたほうが良いかも。ハイチェアー代わりにクッションを貸してくれますがどれも手作り作品です。子供が汚してしまったら困るので、部屋からタオルなどを持ってきて敷くと親としてはヒヤヒヤしなくて済むかな。(「そんなのいいのよ」って言ってくれますが) また昼食夕食などを食べる時にラナイを使わない場合は、部屋の中にテーブルがなく食べにくかったです。
ベッドが高いので落ちないように椅子で柵を作って寝ていました。背もたれのある椅子が2脚あるのでそれを使って柵を作り、何とかOKです。ボルケーノでは1年中、朝晩ともストーブが必要なほど冷えるので防寒の用意もお忘れなく。

部屋は定員2名ですが、大人2名+子供1名は受け入れてもらえそうです。その際ケンシン坊に布団を用意してくれるとのことでした。結局、部屋に空きがなくてその時は予約出来なかったんですけどね。

定員 2名
子供の宿泊 予約前に事前問い合わせしたところ、歓迎(当時3歳)
料金 ■2泊以上の場合 2名で1泊 $90
■1泊のみの場合 2名で $100
・朝食込み
・カード払い可能(VISA,マスターなど/JCBは不可)
チェックイン/アウト 2:00PM/11:00AM
部屋の設備 クイーンサイズベッド×1台、電気毛布、TV、DVD、ヒーター、懐中電灯(夜の火山見学用)、時計、タオル類、ラナイ(テーブル、椅子、BBQグリル)
バスルームの設備 バスタブ、固定シャワー、石鹸、シャンプー、ボディーソープ
洗濯機・乾燥機 なし (ボルケーノビレッジのタイタイレストラン奥にコインランドリーあり)
最寄りのスーパー ジェネラルストア(ボルケーノビレッジ内/生鮮食品はなし) 車で5分
最寄りの
ショッピングセンター
・プリンスクヒオプラザ(ヒロ) 車で40分
・プアイナコ タウンセンター(ヒロ) 車で40分
最寄りのレストラン ・ボルケーノビレッジ内 車で5分
・ボルケーノハウス 車で10分
ウェブサイト http://www.countrygoose.com/
[最新の宿泊 2005年2月]
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カントリーコテージ
 [ボルケーノビレッジ] [コテージ : 3ベッドルーム2バス]

カントリーコテージ

入口にはゲートがある

面している通りには…何もない(^^ゞ
カントリーコテージは上で紹介したカントリーグースが経営するコテージの1つです。場所はボルケーノビレッジで、カントリーグースから歩いてすぐの場所。コテージのゲストも母屋のB&Bで一緒に朝食をとるので近くて便利。子供と2人だけだったので、最初はここへ泊まることは考えてなかったのですが、B&Bが満室だったため泊まらせてもらうことになりました。

まずB&Bでチェックインをします。そこでコテージへの入り方やブレーカーの位置などの説明を受け、鍵を受け取るという流れ。着いたらまずゲートの鍵を開けます。その後、防犯のためのセキュリティーを解除してから部屋に入り、ブレーカーの電源を入れたらOK。


リビングルーム

ダイニングとその向こうにキッチン

キッチン
コテージは3BR+2バスルームで、母子2人ではなんだか寂しいぐらい。玄関を入るとすぐ右手がリビングルーム、奥には大きなダイニングテーブル、そこから広々したキッチンに繋がっています。リビングルームは3BRにしては小さめだと思うので、大人6人で泊まったら少し狭いと感じるかも。4人がベストかな。キッチンのカトラリー類と食器はすごく豊富だとは言えないけど、そこそこ揃っているのでちょっとしたものを作ったり、買ってきたものを取り分けて食べるには問題ありません。

洗濯室

主寝室

付属のバスルーム
キッチンの扉を開けるとガレージです。でも車は庭に駐車するので使いません。ガレージの奥が洗濯室。キッチンと洗濯室があるのは助かります!
3つあるベッドルームはどの部屋もそれほど大きさは変わりません。でも一番奥の部屋にはバスルームが付いていたしベッドのサイズが一番大きいから、ここが主寝室かな。私たちはこの部屋を使うことにしました。残り2つの部屋内にはバスルームがないので、廊下を隔てた向かいにあるバスルームを使うことになります。

ベッドルーム2

べッドルーム3

バスルーム
それから各部屋に電気の暖房器具があります。ベッドルーム2にデロンギのオイルヒーターがあったので、これを借りてきて使っていました。特にお風呂の時や朝晩にはヒーターがないと寒いです。

朝食はB&Bへ行って他のゲストと一緒にとります。食事内容については上の「カントリーグース」をご覧ください。朝食中に子供がトイレに行きたくなったんですが(ウチはよくあります)、ジョーンさんの部屋のトイレを貸してくれました。

コテージでは子供がどれだけジャンプしたり走り回っても他の人に迷惑がかからないのが良いところ。今回は雨によく降られたけど、広々した空間の中で息が詰まることなく、のびのび過ごすことができました。

定員 6名?
料金 ■1泊1棟あたりの料金 2名で$150
■2名以上の場合は、1名につき$20を上記料金にプラス
コテージの設備 3ベッドルーム+2バスルームの一軒家
 ・マスターベッドルーム(クイーンサイズベッド×1台)
 ・ベッドルーム2 (ダブルサイズベッド×1台)
 ・ベッドルーム3 (シングルサイズベッド×2台)
 ・リビングルーム(テレビ、ビデオ、ヒーター)
 ・ダイニングコーナー(テーブル+椅子6脚)
 ・フルキッチン
 ・洗濯室(洗濯機・乾燥機)
キッチンの設備 4コイルのコンロ、オーブン、レンジ、コーヒーメーカー、ポップアップトースター、食洗機、冷蔵庫。 食器(大皿、中皿、ボウル、どんぶり、コップなど)、包丁、計量カップ・スプーン、缶きりなど。 フライパン2、なべ3、おたま類あり、オーブン用耐熱容器。 食器用洗剤、食洗機用洗剤、スポンジ。
なかったものは、ラップ・ホイル類、菜ばし、調味料類、炊飯器。
バスルームの設備 タオル類、シャンプー、ボディーソープ、石鹸
最寄りのスーパー ジェネラルストア(ボルケーノビレッジ内/生鮮食品はなし) 車で5分
最寄りの
ショッピングセンター
・プリンスクヒオプラザ(ヒロ) 車で40分
・プアイナコ タウンセンター(ヒロ) 車で40分
最寄りのレストラン ・ボルケーノビレッジ内 車で5分
・ボルケーノハウス 車で10分
ウェブサイト http://www.countrygoose.com/
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